つい先日、いつもお世話になっているフォロワーさん達と府中競馬場に行ってきました。 https://twitter.com/katok218/status/1056432780358246400 天皇賞(秋)当日なので人も多かったです。しかしあの盛上りはすごいですね(笑) 次回はジャパンカップを見に行くかも??
タイトルの通り、最近注目?されている要素についてカトック的見解を。 たまにはこうやってダラダラ書いてみようと思います。
外厩のお話
今回は外厩について少しだけ。分析観点の入口部分を文章に起こしてみました。最近1年前に書いたノーザンファーム簡易分析の記事にアクセスが増えています。ちょっと需要増えてきたのかもしれません。 なおその記事はこちら → 秋競馬や一口馬主に活きるかも?
最近の傾向
この秋競馬のGⅠ勝ち馬の傾向を見ると、レース間隔が空いている馬です。 アーモンドアイ、フィエールマン、レイデオロ。お気づきの通りノーザンファーム生産馬でクラブ馬。そして全てルメール騎手、ご存知のない方のために申し上げると、全てノーザンファーム天栄調整馬です。
俗に言う外厩調整馬というやつですね。 過去に同じように休み明けで大レースに挑んで負けた馬もいます。 代表的なのはルージュバック。 レース期間の長短関係なく常に外厩調整(厩舎以外の場所)でした。
勝ち続けるために検証し続けた努力の結晶として秋開催の勝利に結びついているはずです。「またノーザンファームか」と言われることはむしろ賞賛に値するように思います。馬券購入側とすれば今まで使っていたデータ(ローテーション等)が通用しなくなるという変革時期が本格的に始まっています。今始まったように見えますが実際はこの2〜3年と言ってもいいでしょう。
外厩に着目した理由
競馬の考え方を探っていたところJRDBを知り、厩舎以外にも外厩という調整場所があることを知ったのがきっかけです。 そこで僕の中で生まれた発想は「レースへ出走する」をゴールとした時に、 生産or育成(牧場)→育成(外厩)→レースまでのトレーニング(厩舎)→レースへ出走 という各ステージに素人ながら分解してみました。 騎手、厩舎、種牡馬、コース…etcのデータがあるなら、その前段部分である外厩箇所を数値による可視化ができれば馬券検討だけではなく一口馬主に活きるのでないか、と思ったわけです。競走馬は人が創っています。よってそこに意思が介在します。 どんなに馬が良くても悪くても、関わる人、施設が変われば馬の未来はどうにでも変化するなら、その変化するタイミングを掴めないか?というのもポイントです。
定量的に表せないか
重要な育成部分を理解し数値化し定量化、ここはJRDBが元となるデータを出していましたのでそれを活かすこととしました。 なお僕は予想するためにTARGETを使っています。 JRDB内にも分析された素晴らしいデータはあるのですが、外厩データをTARGETに取り込み様々なデータベースとクロス集計をすることで育成過程が少しでも可視化され理解し見えてくるものがあると思いました。自分自身で好きなように集計分析することで、まだ気が付いていない着眼点が生まれ、今までより絞った未来予測の実現が出来るのでは?ということです。 ※もうひとつ、プラットフォームを極力ひとつにまとめたいという意図もあります。
何がわかった??
切口に外厩が増えたことで、騎手、厩舎、コース等のより深い傾向を見出せました。 そしてレース間隔の長短による成績(馬個体傾向、厩舎別)も見えるようになりました。 見ていくうちに、なんとなく想定はしていたのですが「外厩を使えば走るというわけではない」ということもわかりました。 例えば、この秋開催のGⅠで猛威を振るっているノーザンファームでも、場合によってはノーザンファーム天栄を使った直後ではなく2走目に結果を出すというような傾向もあります。 外厩は馬の成長や調子の良し悪しに大きく関わるところなので、「走れるタイミング」を可視化できる可能性が「今は」高いことがわかりました。
正直細かい話しようと思えばなんでもあるのですが今日はこの辺りで(笑) 次回またダラダラと書いてみようと思います。
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