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【重賞展望】第59回宝塚記念(GⅠ)

今週の重賞は宝塚記念!これが終わると本格夏競馬! 春の締めくくりとしてぜひぜひ当てて気持ちよく終わりたいものです(^^)

第59回宝塚記念(GⅠ)

出馬表はこちら! 今回は海外馬として香港からワーザーが参加、春の古馬G1、ドバイ帰り、香港帰り等、路線も様々な様相です。今回しっかり走れるかどうか、加えて梅雨時ならではの雨による馬場変化、この見極めが重要な難解G1だと思います。

土曜日のレース結果!

芝のレース結果は以下のようになっています。 開催直後は良馬場でしたが昼前から振り続けた雨によって重馬場まで悪化。その影響で時計も掛かっています。この時期らしいですね。結果を見ても道悪得意な馬たちが台頭しているので適性も重要なファクターになりそうです。

出走馬を見渡すとノーザンファーム生産馬が9頭と半数以上を占めていますゼーヴィントを除き西で育成された馬たちですね。ということは字面だけ見れば大抵の馬たちが走れる状態に近しい可能性が高いです。そうなるとここまでのローテーションがどうか、になるかなと思います。どんなに能力があって強い馬でも「今回力を発揮できなければ」勝てませんから。

前走海外勢に注目してみる

まず海外勢。 ドバイ帰り → サトノクラウンヴィブロス 香港帰り  → ダンビュライトステファノスは1走挟んでいるので含まない)

2016年以降、前走香港orドバイ参戦馬の帰国初戦成績です。 ※クラスはオープン以上、帰国後のレースは問わず算出しています。 明らかに ドバイ<香港 と偏りがあります。

そして帰国初戦のレースをクラス別にするとこちら。 GⅢ〜GⅡ格であれば成績優秀です。 特にGⅢの複勝率は71.4%なので覚えておいて良いのでは… そしてGⅠだけ見れば勝ち馬は出ておらず2着が2回。この内訳は何かというと… 宝塚記念ドゥラメンテ(後に故障で引退) 安田記念のモーリス 当時の日本競馬界ではほぼナンバーワンといっても良い2頭でした。

これは個人的見解なのですが馬場が重いのか、環境そのものなのか、日本馬にとって相当タフな環境で削られてしまうのでしょう。よってGⅠレベルのレースでは厳しい結果になってしまうのではないでしょうか。

もうちょい一捻りして、海外帰り→帰国して1走→2走目の成績 で見てみると… わかりやすいくらいにG1格での好走、勝利数が増えます。そして好走した馬の傾向は1走目で負けていること。ガス抜きというか本番前に何かしらレースを使うことに意味があるように思います。

走れそうな馬は??

全頭短評で触れているので簡単にいきます。

前走海外から直行組は基本割引、しかし本番前に1走使って負けているという過去傾向から今回走れそうなのはステファノス。7歳という高齢馬ですが海外レースの経験が豊富であること、ということは厩舎として走れるノウハウは持っていると想定します。勝ち切れないまでも馬券圏内に好走する1頭としては良いのではないでしょうか。

周りが走れるのに走れないのであれば出番がありそうなのはミッキーロケット。今まで負けたレースを見ると同馬より走れる馬がうまい事揃っていました。基本的に戦ってきた相手は一線級が多い。走れるタイミングと見て相対評価をするなら今回上位に見ても良いのでは。

前走日経賞で1走使ったことでガス抜きになったとみてキセキを。ちょっと人気している感はありますが、早い上がりでも重い馬場でもどっちもいけるのは良いと思います。

その他だと、春3連戦のデスローテですが吉澤S-WESTを挟んだことで立て直せないか淡い期待を込めてスマートレイアー、香港帰り初戦ですがとにかく経験豊富でこの人気なら妙味だなと思うダンビュライト。天栄2走目は厳しいかもしれませんが他が走れなかった時の相対評価ゼーヴィントまで。

馬券はどう買う??

今回も印を付けてみます。 ◎ ミッキーロケット ○ ステファノス ▲ キセキ ★ スマートレイアー △ ダンビュライト △ ゼーヴィント

◎から馬連ワイド、▲★からもワイド、もしくは三連複でしょうか。 ステファノスは勝ち切れないとみて買うなら連軸というイメージ。 最終的にはパドックまで見てどのように絞って買うのか、考えたいと思います。

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以上、宝塚記念の展望でした(^^) Goodluck!!

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