カトックの競馬だって継続は力なり!

旧katokrock.comの移転先ブログ。外厩知識を活用し一口馬主と馬券を通じて競馬を楽しみます。

【雑談】今週のあれこれ67(一口馬主を始めたい方向け)

昔どこかで書いた気がしつつ見つからなかったので最新版として
一口馬主って費用どれくらい掛かるんだっけ?」
を書いてみようという記事です。
自身の見つめ直しになるので良い機会と言えますね。

見つからないなんて書いておきながらありました。

katokrock.hatenablog.com

既に3年前の記事ですが当時のシルク&ターファイトにおける
1ヶ月当たりの出費を書いたものです。
参考になればどうぞー。

当然のルールですが当ブログに記載の記事内容や画像の無断転載禁止です。
過去にあったので改めて書いておきます。

各クラブで発生する費用概算

2023年11月現在で僕がわかる限りの1口クラブ情報を表にしました。
どんなクラブで、口数これくらい、年単位で固定費いくら?
この辺りを並べてみたものです。

馬の維持費は基本変動ですがクラブによって差があるようです

馬代(出資費用)は含んでいないのであしからず。
各クラブでバラつきはあるものの、
月間にしておおよそ2000〜3000円の出費は必ず発生する
ということですね。
加えて出資した馬の維持費が追加されます。
何気に↑↑に貼ってある過去記事にカトック出資馬の費用が載ってます。
なかなか参考になると思います。

費用の種別

ざっくりショットとランニングで分けると…
・ショット(1回だけ発生)
入会金
馬代(出資費用)
※馬代はクラブによって分割払い可能

・ランニング(定期的な費用)
馬代(維持費/月)※状況によって金額に変動要素あり
保険料(毎年1回)※出資金額の3%程…だったはず
会費(月)※毎月固定

維持費は変動なのですがターファイトクラブは面白くて
「口数によって固定」です。
400口=1500円/月 みたいな感じです。
過払い分あれば引退精算時に調整されるそうなので安心ですね。

もちろん会費はクラブ毎に発生します。
複数クラブに加入している方は固定費だけでそれなりの出費あると思います。

分配金の話

レースに出走すれば賞金が出ます。
8着までレースの賞金があります。
レースによってはいくつか出走奨励金もあります。
つまりレースに出れば何かしらお金が入ってきます。

賞金の分配は出資口数によって変わります。
(40口募集は破壊力抜群ということですね)
この口数がポイントになるわけです。

後述に繋がるわけですが、分配金が馬代を超えられれば
その出資馬の回収率は100%以上なのでプラス収支です。
僕は回収率で出資状況を捉えるのが重要だと思う人です。

出資口数と配当の話

費用の話をするなら口数と募集価格も、ですね。

シルクの場合
募集口数:500口
募集価格:2000万〜2億程
(一口4万〜40万ほど)

口数は一定、募集価格に差があります。
ということは維持費や配当金は募集価格が高くても低くても変わらないです。
回収率をベースで考えると理想は
募集価格が安い馬で強い馬を選ぶ
こちらが実現できると最高ですね(そんな上手くいかない)

ちなみにカトックのシルク現役出資馬の募集額は以下です。
ジュディッタ   :1200万(2.4万)
アフィリオン   :4000万(8.0万)
リアルアメリカン :1800万(3.6万)
プリュノワール  :5000万(10.0万)
※()内は1口辺りの出資金額

例えば、ジュディッタは新馬勝ちで回収率は50%強ですが
アフィリオンは同じ新馬勝ちでも30%程です。
募集価格が5000万を超えると重賞1勝くらいしないと
大幅プラスの実現は難しいのでは、と思っています。

ターファイトクラブの場合
募集口数:200口〜1000口
募集価格:600万〜1億程
(一口あたりはバラバラ)

特徴的なのは口数のバリエーションの多さです。
1000口になると会員負担は少ないですが
配当も少ないので好みが分かれるところですね。
1000口募集でも2口申し込めば500口と同じです。
口数で調整するのが良いかなあと思います。

なおターファイトクラブの現役出資馬募集額ですと
マクシミリアン:1800万(200口:9.0万)※ファンド解散
ルピナスリード:1400万(1000口:1.4万)※ファンド解散
ラッキーガブリエル:1600万(400口:4.0万)
エルチェリーナ:4000万(1000口:4.0万)
ディスペランツァ:3000万(1000口:3万)

わかりやすいよう引退馬も載せましたが、
上述のとおり募集馬によって口数に違いがあります。
ラッキーガブリエルとエルチェリーナは一口価格は同じでも
募集額に差があるのでわかりやすいですね。
単純な価格比較だけですとエルチェリーナの方が
回収率100%までハードルが高いことがわかります。

募集口数差について

例えば募集価格2000万でも
200口(1口=10万)
1000口(1口=2万)
と募集口数によって会員負担が変わります。
口数はもちろんですが見るべきは募集価格です。
なかには「募集価格は安いが募集口数が少ないので1口あたりが高い」
というケースが存在します。
この場合該当馬を「良い馬なのにこんなに(募集価格)安いの?」
と判断できたら申し込んで良いと思います。
(つまりリターンが大きいからですね)

参考程度に、500口に1口出資と仮定して
出資馬が新馬勝ちすると配当はおおよそ12000円前後くらいです。

まとめ

何が言いたいかというと一口馬主という趣味をやるなら
・気軽そうに見えてお金が掛かる認識を
・回収率はちゃんと追った方がいい
・ファンドなので金融商品である(投資の一つである)
この辺りが大事かなあと思います。
僕的には「上手くやればお金が返ってくる推し活」だと思ってます笑

お財布の許す範囲であれば長く楽しめる趣味ですが
プラスに転じるのは難しいので競馬が本当に好きな人向けですね。

今日はここまで!


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